ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

心配事のない平穏な暮らしがほしい

右側の喉だけ唾を飲むとズキズキ痛くて、連動して右側の耳も痛いという症状が数日続いている。私はこれに年に4回ぐらいなる。

いつ頃からか、体調が万全な日などというものはほとんど無くなってしまった。
常に持病のせいで関節が痛いか、お腹が痛いか、頭痛がしているか、今日のように喉が痛いか、動くのが辛いぐらいだるいか、どれかはある。
けどそういうものだとリリーフランキーさんもラジオで言っていた。体調が万全な日なんて年に1日もないと。


最近忙しくてバタバタしていて、やらないといけないことがたくさんあって、その中のいくつかはやりたくないことで、やりたくないことの予定の組み立てに行き詰まって頭が爆発しそうになってしまった。


なんとかして毒を抜かないと本当にヤバい、と思って朝一番にスーパー銭湯に行く。コロナが増えていたので半年ぐらい行っておらず、スーパー銭湯自体久しぶりだった。
久しぶりのスーパー銭湯はとても良かったけれども、外が暑いからかお湯が全体的にぬるめだった。
ぬるいお湯に浸かりながら備え付けのテレビでラヴィットを見る。ラヴィットは、暗いニュースが多い昨今、朝の気持ちを明るくしてくれるとても良い番組だ。私は特にぼる塾さんの出ている月曜日が好きで、この日は月曜日だったのでぬるいお湯の中でのんびりラヴィットを見た。
ぼんやりお湯に浸かっていると、知らないおばさまに「朝は人が少なくていいわね」と声をかけられる。私も笑ってそうですねと返すが、それ以上会話が出来なかった。
こういった、銭湯でふらっと出会った人と話すというのは、とても素敵なことだと思う。思うんだけど、そこから話をふくらます元気が私にない。「よく来られるんですか?」とか、「お天気も良いですね」など、何だって言えたはずなのに、私は何も言わずにいて、おばさまもそれ以上何も話しかけては来なかった。
もっと歳をとればこういう、よく行く銭湯でのコミュニケーションが苦もなく出来るようになるんだろうか。銭湯で仲良さそうにしているおばさま達はいつもとても楽しそうだ。


お風呂から上がってフルーツ牛乳を飲み、リクライニングチェアで1時間程仮眠をした。心安らぐひととき。世の中が殺伐としすぎていて、日本ももう他人事ではないと言われていて、その事を考えるとゾッとして気持ちが暗くなる。
それでなくても日々一難去ってまた一難の暮らしなのだ。平穏な日々なんてものはもとから無かったのだろうか。あると思うほうが間違っているのだろうか。


それでも、こうやってたまにスーパー銭湯に行けて、晴れた空を見てきれいだなと思う心の余裕があることで、それだけで満足だと思わなければいけないのかもしれない。