ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

2023年3月末ぐらいの不眠日記

2023年3月に突然眠れなくなったころの日記が出てきたので掲載します。

今は睡眠導入剤を飲んで無事寝られるようになりました。

 

最近睡眠が全く上手くいっていない。全然寝れなくて朝6時頃まで布団の中でうごめいている日があって、明け方から3〜4時間寝て、睡眠不足のまま1日動いて、睡眠不足なので12時にはもう寝ようと布団に入ったら、昼の11時12時まで寝てしまうという。結局私の自堕落さが悪いのかもしれないけれど、寝不足の日はとても体がしんどい。

 

今日は眠れない日だった。夜中の1時に布団に入り、そこから朝6時半まで眠れなかった。日中はとても眠くてあくびばかりしていたのに、なぜ夜になると寝れなくなってしまうのだろう。朝6時半まで寝れないってどうかしている。眠れないので仕方なく、ラジオを聞いたり、お金を稼ぐにはどうしたらいいかみたいな動画を見たり、アルパカの動画を見たり、友達と行く予定のホテルの日帰りプランを探したり、私の好きなアスリートの人に悪口コメントをしているヤフコメにBADボタンを押したりしていた。暇すぎる。誹謗中傷とかしている人も暇な人が多いんだと思う。暇で、寝れない人々。

 

朝6時半にようやく眠れたのに、その日は10:30から病院の予約が入っていたので8:30に起きる。寝ぼけすぎて、目覚ましが鳴ってもなんのことか全く分からず呆然とする時間が長かった。こんなに眠くて車を運転するのは絶対に良くない、と思いながらも気をつけて車で病院へ行った。

血液検査を済ませ、待ち時間が長いのでロビーまで歩いていくとテレビで高校野球が流れていた。ちょうど、我々の地元の高校が試合をしていたのでギャラリーも多く、私もちらっと見るだけのつもりがとても良い試合だったので目が離せず、最後まで見てしまった。

 

診察を終え、スーパーに寄って帰ろうとスーパーに行ったものの、あまりに眠過ぎて車でしばらく寝てしまう。良くないことなのかもしれないけれど、私はすぐ車で寝てしまうのだ。仕事で連勤が続いた時なんかは、夜遅く帰ってきて疲れて車で少し寝てしまって、気がついたら朝4時みたいなことが何回かあった。絶対に良くないけど、どれだけ疲れていても家で寝るぞという強い意志が私にはないのだ。

 

家に帰り、夕方少し寝ようと布団に入ってもなかなか眠れない。眠いのになぜか眠れなかった。一体私はどうしてしまったのだろう、何かが狂っているのだろうかと思った。仕方がないので昼寝は諦め、夜まで家のことをして過ごす。けれども結局ずっと眠いので、何にも集中することが出来ない。村上春樹の短編で、確か「眠り」というタイトルでいきなり全く眠れなくなった女の人の話があったな。何日も一睡もしてないのに一切眠くないという。でも確かその話はめちゃくちゃ怖い終わり方をするのだった。

 

眠れないことは恐怖だ。いつか睡眠を取り戻せる日は来るのだろうか。

 

 

みたドラマ 2024年 2月

墜落JK と廃人教室

これは原作マンガも読んだことあるけど、私には全然刺さらず、ドラマも刺さらなかった。主人公と先生の距離感が、1話目から最終話まであんまり進まないんですよね。それでも原作の方では、主人公のお兄さんの存在が絡んできたりして謎めいた雰囲気もあったけど、ドラマ版はそういうのもなかったので、ただ2人がじゃれあっているだけのドラマになっている。実写化すると、先生がそこまで生徒に接近していいのかと、より思ってしまう。

 

ケイジとケンジ、時々ハンジ

前のシリーズの続編ということは、前のシリーズも人気あったんですね。確かに、テンポが良くて観やすいドラマだった。刑事と検事だけじゃなくて、判事という立場の人が加わってきたんだけど、色んなしがらみがあるんだなあということがわかる。そして、あんなに仕事関係の人が集まるごはん屋さんに頻繁に行くの、気が休まらないだろうと思う。

 

ガチ恋粘着獣

怖かった。この人達(コズミック)は、芸能人というわけではなく、ネットの配信者なんですよね?それでこんなに家とか特定されて、ヤバいファンに付きまとわれて(スバルくんの話はスバルくんが悪い)、気軽にネット配信なんてできないじゃんと思う。逆に超有名芸能人ではなく、ネット配信ぐらいの身近さだからガチ恋になってしまうのか。とにかく有名になるって大変だなと思った。

 

nuknown

予備知識なしで観たので、色々びっくりした。吸血鬼!?というなかなかぶっとんだ設定で、コメディノリなのにがっつりサスペンス要素もあって毎回続きが気になって観てしまっていた。高畑充希ちゃんのかわいさはずっと見ていたい気持ちにさせられてそれはまあいいんだけど、町田啓太がずっとあやしくて、こんなにあやしいのに何もないわけないよな?と思ったら案の定だった。しかも、町中に吸血鬼があふれていてそれもびっくり。町田啓太がみんなを殺した理由が本当に腑に落ちないスッキリしないラストだった。

1月4日の日記

年が明けて1月4日からさっそく病院だった。 お正月休みが終わって、混んでいるイメージがあったけどそうでもなく、採血待ちスペースも人はいるのに静かで静謐とした雰囲気さえあって、不思議だった。

 

診察は年が明けても特にいつもと変わらない。2つの科を受診しないといけないんだけど、1つ目は症状が安定しているので現状維持の治療、ずっと悪かった2つ目も、年末からずいぶん落ち着いてきたのでこのままやっていきましょうということで診察が終わった。

 

会計受付の列に並ぶと、後ろのおじいさんに声をかけられた。

「これは、この列に並んで、受信票を会計で見せればいいの?」

「そうです。」

「だいぶ時間かかりそうだね。」

その時点で、7、8人並んでいた。いつも、もっと長蛇の列になっている時もあるし、長くても意外とスムーズに進む時もある。なので、

「意外とすいすいっと進む時もあるので大丈夫ですよ。」

と、明るく答えた。なのにその日に限ってややこしい会計が多かったのか、全然スムーズに進まなかった。我々の後にも、どんどん列が伸びていく。

 

全然すいすい進みませんね、すみませんおじいさん。と思ったが、初対面の人なので何も言わず黙っていた。おじいさんも、もう何も言わず黙って並んでいた。私の番になり、会計の受付が終わって立ち去る時に、「じゃあ」くらいおじいさんに声を掛けるべきかと思ったが、結局何も言わずに立ち去ってしまった。

 

会計の受付が終わっても計算し終わるまで30分ほど時間があるので、うどん屋に入ることにした。

ずっと絶食に近い食生活を送っていたので、うどん自体食べるのは数ヶ月ぶりだった。久しぶりにうどんが食べられて嬉しいけれど、お腹の調子が悪くならないかという怖さもある。

天かすを抜いてもらったかけうどんを、1本1本ゆっくり食べた。私が食べるのが遅いので、後から来た人が次々帰っていった。

 

体調が悪くて絶食していた人が重湯を食べられて感動したという話を聞くことがある。私も、うどんが久しぶりに食べられて嬉しい気持ちはもちろんあるけれども、感動するほどではなかった。

本当に、5ヶ月ぶりぐらいのうどんだったのに。他に良いものを食べていたわけでもなく、おかゆと豆腐くらいしか食べられてなかったので、感動してもいいものなのに。

体が本調子でないこともあるだろうけど、最近とにかく感性が鈍っているのだ。なさけないことである。

 

でも、今放送している月9「君が心をくれたから」で永野芽郁ちゃんが味覚を失ってしまったので、味を感じられるだけでありがたいとは思う。「君が心をくれたから」は、ドラマとはいえ展開がきびしすぎると思って観るのがつらくなっている。

みたドラマ 2023年 12月

空から降る一億の星

再放送で視聴。深津絵里が本当にかわいい。キムタクの役どころが、幼少期に辛い思いをしたせいで優しい心を無くし、人を操って命を奪っても何も感じないみたいな、人生をゲームみたいにしか思えないというもので、「プライド」というドラマの時も、幼少期に辛い思いをしたせいでゲームみたいな恋愛しか出来なくなったという役だったので、キムタクそういうの背負わされすぎだろと思う。ラストを知って観ていたので、どうにも辛い気持ちが拭えなかった。あと森下愛子がかわいいんだけど刑事らしくなさすぎてさすがに無理があるだろうと思ってしまった。

 

往生際の意味を知れ!

原作未読で、俳優さんも全然知らずに観たのにハマってしまって、観終わったあと漫画を読んだらドラマは原作途中で終わっていた分漫画が壮絶だった。しかも、知らないと思っていたら市松くん役の男の子が、「カムカムエブリバディ」の桃太郎役の男の子でびっくり。主人公2人がぴったりのキャストで、特に日和役の見上愛さんはこの人以上の日和はいないと思ってしまうくらい良かった。こういう、若くして際どい濡れ場もやる俳優さんと、全然濡れ場をやらない俳優さんがいるのはなぜなのかと友人に聞くと、「事務所じゃない?」と言われる。

 

眠れる森

再放送で視聴。時代を感じる部分も所々あったけど、名作ドラマだと思う。美奈子の人生が過酷すぎて辛いんだけど、物語の展開が二転三転して飽きさせないし、一度観てストーリーを知っていても楽しめた。とにかく、諸悪の根源である輝一郎が何食わぬ顔でずっと美奈子のそばにいたのが怖すぎるし、最後国府が輝一郎を刺して、「刺すけど殺さない。それで俺はまた刑務所に入って、出てきたらまたお前を刺す、それを一生繰り返す」みたいなことを言うのが、今まで観たテレビドラマのセリフで一番狂気!!!と思いました。こんなドラマ書ける野沢尚さんが好きだったのに、野沢尚さんはずいぶん早くに亡くなってしまった。いまだに残念だと思うけれど、名作はいつまでも残っていくんですね。

 

かしましめし

原作既読。この3人が嫌ということではないけど、あまりしっくりこないキャストだった。でも英治役の塩野瑛久さんが、来世ではちゃんとしますのAくんだということにびっくり。1人では心もとなくても、みんなでご飯を食べることで保たれる安定がある。このお話に出てくる料理は簡単そうに見えて作るのにけっこうハードル高いと思うのは私だけ?やってみたら意外と作れるものなのかな?

ドラゴンボールの話

今ジャンプ+でドラゴンボールを読んでいる。知人にそのことを話すと、「こんなに新しい漫画がいっぱいあるのに今ドラゴンボール!?」と言われたけれど、私は今までドラゴンボールをきちんと読んだことがなかったのだ。

ドラゴンボールのアニメ全盛期に子供時代を過ごしたので、なんとなく毎週観ていたしなんとなくストーリーは知っている。けど不思議とアニメで一番印象に残っているのが悟飯がグレートサイヤマンをやっていた時代なのだった。あのへんを一番熱心に観ていたのだろうか。ほかのところも観ていたはずなんだけど。


だいぶ前からこつこつ読んでいたので、今やっと魔人ブウ編に入っている。魔人ブウが無邪気に人間をお菓子にして食べて、でも可愛がっていた犬を殺されかけてしまって怒りに我を忘れ、怖い魔人ブウができてしまったところ。このあたりはなんとなくアニメの記憶もある。子供の頃は、魔人ブウ怖いとしか思っていなかったけど、今読むとすごく考えさせられるストーリーである。ホラ吹きで調子のいいミスターサタン魔人ブウ編での立ち振る舞いはとても良い。


あと、大人になって改めてドラゴンボールを読んでびっくりしたことがいくつかあった。1つ目は、悟飯が産まれてからの悟空はほとんど天国(?)にいるということ。戦いの場面がクローズアップされるので人間界にいるように思っていたが、ほとんどこっちにいないんですね。寂しいね!そりゃ悟飯も、ピッコロさんを慕ってピッコロさんと同じ服を着るわ。と思った。


そして、これは私の完全な勘違いだったんだけど悟天は悟飯の息子だと思ってたら弟だった。そりゃそうか、未来のトランクス(ワンレン)が印象的だったから小さいトランクスがトランクスの息子みたいに思っていたけど、ちゃんと考えればそんなわけないのだ。色々勘違いしまくっていた。


そしてそして、一番衝撃的だったのがブルマとベジータが、トランクスが生まれた時点で結婚していなかったことだった。てっきり最初から夫婦なんだと思っていたら、ベジータは子どもだけ作って結婚せず、トランクスはブルマが育てていた。ベジータは違う星の人でしかも王子なので、価値観の違いや宗教的な問題があるのかもしれない(サイヤ人は家族の絆が薄いらしい)。しかもブルマが財力もあるし良い女すぎて、子育てに男の手などいらないのかもしれない。それにしても、こいつ何の責任も取ってないな!とベジータに対して思ってしまった。

そもそもベジータってえらく人気があるけれど、私は読めば読むほど「なんだこいつ」という気持ちが膨らんで彼に対して不満でいっぱいだった。プライドが高すぎるし偉そうだし、セル編のところでは充分セルを倒せそうなところまでいったのに、強いヤツと戦いたいみたいな理由で人造人間18号をあえて取り込ませ、セルを強くした結果自分は負けるというありさまで、「ほんとに何!?」と思った。みんなこいつのどこが好きなんだ!とずっと思っていた。


けれども物語が進むにつれて彼にも人の心というか、情というか思いやりというようなものが見えるようになってきて、魔人ブウ編でトランクスに「ママを大事にしろよ」と言って自分が犠牲になるシーンでは、あの、あの暴君だったベジータがこんな立派に・・・!!と思い感動してしまった。

おかげで、みんな、ベジータの一部分が好きなわけではなく、彼の今も昔も含めて全てが好きなんだろうな、私が知らないドラゴンボールのたくさんの新しいシリーズの中でも、きっとベジータの魅力的な部分ってたくさんあるんだろうな、と今は思うようになった。


今まだ魔人ブウ編の途中なので、ジャンプ+で最終話までたどり着くにはしばらくかかるけれど、ベジータの活躍を含め楽しみに読んでいきたい。

みたドラマ 2023年 11月③

しょうもない僕らの恋愛論

個人的には眞島秀和さんと矢田亜希子さんが上手くいって欲しかった。けどまあこういうラストになるんだろうなとは思ってたよ、しょうがないよね。私は嶋田久作さんが穏やかな役をされているとほっとしてしまう。あと、中田青渚さん自体は好きなんだけど不思議と高校生っぽさを感じなかった。主人公筒見が、デザインが好きでデザインがしたくて働いてるのに役職が上がって現場から離れろって言われるの悲しいよなあなどと思ってしまった。

 

大奥

よしながふみ版大奥は、原作も読んでおらず、二宮くんの映画と菅野美穂の映画を観ただけだったので、そのあとにこんな壮大な物語があったとは知らなかった。堀田真由ちゃんがあんな堂々と将軍役をやっているのもすごいと思った。女優さんはすごい。原作を知らないけど、三浦透子さんも凄かった。役と演技が原作まんまというレビューを観て、いつかちゃんと原作を読まなければと思う。徳川の将軍が全て女性で、誰がどの役をやるんだろうというわくわくもありましたね。

 

罠の戦争

実際のところは分からないけど、政治家ってこういう人の命がかかったことでも圧力をかけて揉み消しとかが本当にありそうで怖い。今回の見どころは、つよぽんが最初は弱者として強者へ復讐するという形だったのに、力を持ってからは権力者側に精神が変わってしまったところにあるのかな。力があったら人はそういう風になってしまうのかも。鷹野の存在がスパイスだったよね。

 

ダ・カーポしませんか?

結局こういうデスゲーム系って気になって熱心に観てしまう。デスゲーム系の物語は前提が死なので、人の死に対して、そこまで真摯に向き合わなくても良いと思ってしまうから気楽に観られるんだろうか。秋元康だし。そして、観月ありさってやっぱり魅力的ですよね、こういう気ぐらいの高い役が似合いすぎる。なので私はずっと観月ありさを応援していました。

 

 

猫と犬の手触り

近所を散歩していると、高い確率で猫を見る。このへんは猫が多い地域なんだなあと思いながら、以前「カズレーザーと学ぶ」で見たトキソプラズマのことを考える。

カズレーザーと学ぶ」の中でトキソプラズマは、怒りっぽくなる病気として紹介されていた。今まであまり怒らなかった人が急に怒りっぽくなったら、トキソプラズマに感染している可能性があるらしい。トキソプラズマは猫から感染するらしく、脳に寄生して、一度感染するとずっとそのままらしい。

なんて恐ろしいんだ、と思い、私はそれ以来猫に触れなくなってしまった。


飼うほどではないけど、ずっと犬より猫派だった。(犬もかわいいけど。)たまに散歩中に足元に擦り寄ってくる猫がいて、べたべたは触らないけど可愛すぎてちょっと体に指先で触ってしまうこともあった。でももうトキソプラズマが怖くて猫には触れない。


なのに、なぜか不思議と猫の感触を覚えているのだ。


最後に猫にしっかり触ったのがいつかすら分からないのに、あの、つやつやした毛並みの手触りや、背中を撫でたら思ったより背骨の存在をダイレクトに感じることなど、なぜか手が覚えているのだ。

これは一体何なんだろう、と思う。下手したら20年くらい猫に触っていないのに、いつか誰か友達の家で、猫に触った感触をずっと覚えているのだ。


逆に、犬の感触のほうがおぼろげだ。実家で飼っていた犬(数年前にしんでしまった)は、20年近く生きてくれたし、よく触っていたし、お手もできるいい子だった。

もちろん手触りは覚えている。豆柴の入った雑種だったので毛並みがしっかりしていて、頭の触り心地も、背中のしっかりした毛並みも、肉球の安定感も覚えている。

怖がりで、よその人にはめちゃくちゃ吠えるけど、家族にはすごく懐いていて、私はずっと県外に住んでいてたまにしか会わないのにたまに会うとちぎれるくらいしっぽを振ってくれる可愛い子だった。


けれども、ずっと猫の感触のほうがなぜか強烈なのだ。

結局、猫の背骨の生々しさが私にとって衝撃的だったのだな、と思う。見た目からは分からないあの感触。

またいつか触ってみたいけど、そんな機会は訪れるのだろうか。トキソプラズマも怖いし。