ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

2023年 4月28日

夫が、地元の独立リーグの招待チケットをもらってきたので、夜、一緒に近所の球場に野球を見に行った。私が野球場で野球を見るなんて、17年前に夏の高校野球を見に甲子園に行って以来だった。

よその県は知らないが、うちの地元は独立リーグの人気があまりない。夫いわく、毎年プロ野球に入る人が出るくらい実力のあるチームらしいのだが、残念なことにあまり人気がない。そのため、その日も客入りはまばらだった。

 

夫が、知り合いに会いたくないというので我々は隣県の敵チームの観覧席に座った。敵チーム側は、隣県とはいえ我々を入れて5人しかいなかった。

けれども我々を抜いたその3人は熱狂的ファンのようで、1人は大きなカメラで撮影をし、1人は右手でトランペットを吹き左手でドラムを叩く応援の人、そしてもう1人はその音楽に合わせて大きな声で応援する人だった。

右手でトランペット、左手でドラムの人の演奏が上手すぎたことと、1人で声を張り上げる応援の人を見ていると、この人達の後ろで自分たちの地元のチームの応援なんてしたら失礼だという気持ちになってしまい、ついつい敵チームの応援を声を出してしてしまった。

 

試合は結局、我々の地元チームが大差で勝ってしまった。けれどもそのトランペットドラムの人の演奏が上手すぎて、世の中には、大きく知られていないだけで、才能や技術を持った人がたくさんいるんだとしみじみ感じた。それが分かっただけでも、見に行った値打ちがあった。

 

話は変わって、球場の前の出店でチュロス(400円)を買ったら、お店の人が「はい400万円〜」と言ってきて、我々は1000万円だして600万円のお釣りをもらった。

ひと月後再び訪れた時も、同じように「400万円〜」と言ってくれたのだが、そんな冗談を言っていると思えないほど毎回真顔なのがとても気になっている。