ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

ヤモリと包丁

昨日の夜、寝る前に窓を閉めようとしたら、何か挟まった感触があって窓が閉まらなかった。

何かと思ったら、ヤモリが窓と窓の間に挟まっていた。

びっくりした。私が「わあっ!」と言っている間にヤモリは急いで逃げて行ってしまったが、しっぽの先のようなものが窓のサッシのところにちょっと残っていた。

 

そのヤモリは、多分夜になるといつも窓の外にはりついていたヤモリで、毎晩、あ、きょうも来てる。と思って勝手に愛着がわいていたので、そんな目に合わせたくはなかった。網戸の上のところが破れているのでそこから入ってきてしまったのだろうけど、賃貸なので網戸変えてくれというのもなんだかなあという感じでほったらかしてしまったせいでヤモリを挟んでしまったのだ。

逃げたあともしばらく窓にはりついていたヤモリに私は、ごめんよごめんよと謝った。

どうかこのせいで寿命が縮んだりしませんように、と思っている。

 

今日はニトリで新しい包丁を買った。

今まで使っていた包丁は全く切れなくなってしまっていて、特に肉類が一切切れなかったので、肉を切る時は包丁で肉を抑え、引っ張ってちぎるという荒々しい調理法で料理していた。

こういった調理器具を買う時いつも思うのは、値段の差は一体何なのだろうということだ。ニトリの包丁はだいたい500円〜5,000円くらいの幅で並んでおり、全くどれを買っていいか分からなかったので、999円のものを買ってみた。

本当は、せっかくニトリに行ったので中をウロウロしたかったのだけれども、私はまだ捻挫した足が痛いのだった。なのでおとなしく家に帰る。

 

家に帰って新しい包丁でトマトを切ると、今まで皮の部分が切れずに最後残って破れたみたいになってしまっていたのが実に美しくスっと切れて、999円の包丁すごいなという気持ちになった。

ただ、切れ味が良すぎて洗うときスポンジをスパスパ切ってしまい、スポンジがボロボロになった。新しい包丁ってこんなに切れるものだっただろうか?

前に買ったのがもう何年前か覚えていないくらい遠い記憶なので、最初の切れ味が全然分からない。

切れるのは嬉しいけれど、新しい包丁は切れすぎてちょっと怖い。早くこの切れ味にも慣れたいなと思う。