ハレーションラブ
高橋ひかるちゃんがどんどん美しくなってる!というどころの話ではなく、ただでさえ辛い過去を抱えている主人公がどんどん大変な目に遭っていくというストーリー。亡くなったお父さんの写真屋さんを継いでいる写真愛のある女の子なのに、自分の撮影した写真は切り裂かれるわ写真屋には真っ赤な短冊が貼りまくられるという嫌がらせをされるわ、挙げ句の果てには拉致監禁。大学に通うどころじゃない。ドラマなのでひとまず決着がついて終わったけど、こんなの一生トラウマが残るだろと思った。あと、密かに推している吉村界人さんが今回もすぐ出なくなっちゃう役で残念だった。
湯遊ワンダーランド
面白かった。ともさかりえってこんなにコメディ似合う人だったんだという良い発見。主人公きつこを取り巻く周りの人々もみんな良かった。人気サウナドラマ「サ道」とはまた違った切り口なんだけど、女性視点ならではの気づきポイントがたくさんあったのも興味深かった。あと、多分原作が面白いんだろうけどサウナ以外の部分がまたあれこれおもしろい。弟やっちゃんとの独特な関係性、アシスタントの女の子や担当編集、みんなとてもキャラが立っている。私は特にアシスタントの沼崎さんに心を奪われていた。ぜひ原作も読んでみたいし、続編があっても嬉しい。
Amazonプライムで視聴。実はこのドラマ、初めてちゃんと観た。続編のスペシャルのやつも観た。最初はあんなにみんなで仲良くいたずらしてたのに、めっちゃ友達死ぬじゃん、辛い。池袋めっちゃ怖!と思ったけれど、今の池袋はもうとても治安が良いそうですね。最後の方でキングがまこっちゃんに、「いつまで逃げてんだよ!」的なことを言うじゃないですか。そのシーンを観て、『まこっちゃんて逃げてるの?何やかんや人助けもしてるけど、カラーギャングに入ってないから逃げてるってこと?』と疑問に思ったんですが、最後の最後まで観て、あれが彼なりの向き合い方と言うことなのかなあと思った。大人になったので、すごく俯瞰で見てしまった。思春期に観たら全然違っていたかもしれない。あとはまこっちゃんとまこと母の関係性がとても好きだった。ババア!と言いながら息子は母親を大事に思っているし、母は母でねずみ講に激ハマりしているのにあっけらかんと生きている。私もあれぐらいあっけらかんと生きたい。
何曜日に生まれたの
「野島伸司ってすごい」と改めて思った。人気が低迷してきた漫画家が自分の娘をモデルにした漫画を描く。というところから物語が始まる。なのでこのドラマは、物語の中の物語を軸に話が進んでいくのだが、よくまあそれをこんな予想外の方向にばっかりもっていけるよね!という驚き。1つ1つの展開がとても新鮮で飽きない。そして、片山友希さんと言う方を初めて知ったんだけど、髪型もキャラクターもパフェの食べ方も全てがハマりまくって良いキャスティングだった。ただ、すいに対して過去に言った言葉の酷さが悠馬も瑞貴もリリ子も度を越している。そのせいでコモリビトになってしまったのに、いくら和解したからってスーッと許しすぎなのでは!?とは思ったけどそれがこのすいという女の子のいいところなのかな。ラストもいい終わり方だった!