ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

みたドラマ 2025年 8月②

東京タワー

江國香織原作で昔映画化もされている。映画を見た時も思ったんだけど、原作の詩史さんってもっと血が通ってないというか、透に対して「私もあなたのこと本当に愛してる!(涙)」みたいな感じでは全然なくないですか?もっとなんか冷酷というか、透に対して本当にひどかった印象なんですよね。もう何年も原作を読んでいないので断言できないけど、とにかく詩史さんは実写になると人間らしくなるんですよ。あと、何か理由があるんだろうけど喜美子さんと厚子のキャラクターが合体していた。というか、なぜ今のこの時代にこんな100%の不倫ものをドラマ化したんだろう。ドラマの最後で不倫を終わらせないと、絶対に炎上するような今の時代に。江國香織の原作って、そんな綺麗な感じじゃなかったと思うんだよなあ。このドラマで描きたかったのは何だったんだろう。とにかく原作をもう一回読んでみないことにはこれ以上何も言えない。若者2人はキャラクターに合っていてとても良かったです。松田元太さんバラエティと全然違っていてすごい。

 

あなたの恋人、強奪します

武田玲奈ちゃんが誰のどんな恋人でも強奪できる探偵役をやっている。そんなことできるわけないと思いながらも、とことん相手のことを調べて分析して、すごい演技力で男性の懐に入り込むので、この人なら本当に強奪できるのかもという気に観ているとだんだんなってくる。ただ、顔を隠してないし1ヶ所に事務所を構えて営業しているので、いずれどこかからバレて仕事を続けられなくなるだろうなと思うけどそこはファンタジーである。

 

366日

HYの名曲をドラマにしたとのことで話題になっていたこの「366日」、こんなこと言って本当にごめんなさい。びっくりするほどつまらなかった。なぜだ。あの歌詞をドラマにするとこういう感じになるのか?初っ端から眞栄田郷敦が記憶喪失になって、恋も仕事も思うようにうまくいかなくなる。忘れられた広瀬アリスも辛く苦しいんだけど、本当に気の毒なのは眞栄田郷敦である。そして、脇を固めるメンバーのエピソードもすべてどこかから拾ってきたようなものばかりで、何というか、なぜこんな出来上がりになってしまったんだろう?と思うばかり。366日って映画化もされていたように思うけど、映画はどうだったんだろう。

 

くるり〜誰が私と恋をした〜

このドラマは何気に面白くてハマってしまったんですよね。めるるがとても演技が上手。でもこのドラマも記憶喪失ものだったんだよな。そういえば、このクールのドラマは記憶喪失の人が何人もいて、なぜ1クールでそんなに設定がかぶるの?さすがにわざとですよね。わざとじゃなかったら謎すぎる。ドラマ業界のしきたりがよくわからない‥と思いながら観ていたんだけど、この「くるり」は記憶喪失のめるるとそれを取り巻く3人の男性の関係性、めるるが記憶を取り戻すにつれて謎がだんだんと解けていくのが面白かったし、瀬戸康史演じる公太郎さんがとても素敵だった。