ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

誰も幸せになってないシリーズ

サブスクの動画配信サービスでバラエティを見ていると、画質が良すぎて出演者の方の肌の粒子が細かく鮮明にわかりすぎる時がある。

画質が良すぎるので、1人1人の肌荒れ、毛穴、鼻の穴の中までしっかり見えすぎてしまっていることもある。それこそファンデーションの下のニキビまで。

そうなると、「この人って今肌荒れてるんだな」とか「化粧ノリがあんまり良くないのかな」など、どうしても考えてしまう。見えすぎるために。

 

別に私も、芸能人の肌荒れが見たいわけではない。どんなに推していたとしても。笑ってないときにも目尻に残っている笑いじわまで見たくないのだ。

見たくないし、芸能人たちだって見られたいわけがないと思う。ふいに手で顔を押さえたときの手の荒れ具合で、洗い物をいっぱいしてるのかな(食洗機は?)なんて、視聴者に想像されたいわけないだろうと思う。

 

動画配信サービスも、ドラマや映画ではそんなに感じないのだ。詳しくないのでわからないけど、ドラマや映画には何かしらのエフェクトがかけられているからなんだろう。パキッとくっきりしすぎると世界観に入りにくいですもんね。

でもバラエティはパキッとくっきり見えすぎている。もう少し画質を落としてくれたほうが絶対に良い。風景や世界遺産のドキュメンタリーを見ているならともかく。果たしてここから改善されていくのだろうか。

 

ここ最近騒ぎが落ち着いているけど、マクドナルドのハッピーセットもベストオブ本当に誰も幸せになっていない2025である。

ハッピーセットのグッズが欲しいために大量に買って、ハンバーガーとポテトは捨てて、ハッピーセットのために早朝からすごい人数がマクドナルドに並んで、店員の人たちを圧迫し、本来子供のためのものなのに肝心の子供がハッピーセットを買えず、フリマサイトで転売され、転売ヤーが稼ぐ。

あれ、誰も幸せになっていないと思っていたけど転売ヤーは幸せなのかな?

 

たとえ転売ヤーが幸せでも、その他の人たちは幸せではない。

SNSハッピーセットを買い占めている転売ヤーの人の動画が上げられているのを1度見てしまったけど、それはそれは堂々としたものだった。私は何も悪いことはしていないですと言わんばかりに批判してくる一般人を睨みつけていた。

なんだろう、取り締まる法律がないので犯罪をしているわけではないもんね。でも、そこに恥ずかしさはないのだろうかと思う。ハッピーセットのグッズだけ手に入れて、残りのハンバーガーを建物の陰に大量に捨てていくことへの罪の意識と恥ずかしさがないからそんなことができるんだろうな。

なので、羞恥心植え付けプログラムを実施するしかないのでは。時計じかけのオレンジみたいに。と思った。子供が買うべきハッピーセットを大人が買い占めて、なんて自分は恥ずかしいことをしてしまったんだ!という意識は転売買い占めを防ぐために効果的だと思う。

 

けれども実際にはそんなことはできないので、次のハッピーセットの行方を見守るしかないのだ。