ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

ネットニュースについてのこと

Yahooニュースのコメント欄に、あまりに誹謗中傷などの酷い言葉が並んだら、それをAIが検知してコメントを非表示にするシステムができたらしい。

そのシステム自体は、私は良いものだと思う。匿名で酷い言葉を書き込む人はたくさんいるからだ。ただ、ならコメントだけでなく、記事の方も取り締まって欲しいと思ってしまう。

 

私はほとんどYahooニュースしか見ないので、Google(一時期のGoogle検索画面の下に表示される記事の下世話さは本当に酷かった。それ以来Google検索画面を開くことがなくなってしまった。)やLINEのニュースは基本見ていない。なのでYahooニュースに限定した話になってしまうのだけれど、ろくに調べてもいないんだろうな、という適当な記事が多すぎると思う。

私は、ガラケー時代からYahooニュースを愛用していた。その頃はここまでネット社会ではなかったので、Yahooニュースも今ほど記事が乱立しておらず、ニュース記事よりもコメント欄が荒れていることが多かった。

もちろんまともなコメントもたくさんあったけれど、そこまで言わなくても・・・と思ってしまうくらいひどいコメントもたくさんあったので、見る度にイライラして、コメントまで見ずに記事だけ読んでページを閉じるようにしていた。

 

けれど、いつ頃からだっただろう。ここ数年で、記事のほうのクオリティがおそろしく落ちたように思う。

私はエンタメ記事も好きなので社会、政治のニュース以外にエンタメ記事をたくさん読んでしまうのだが、例えばある芸能人Aについて書かれた記事があったとして、ふーんと思って読みコメント欄を見ると、「これは違いますよ。先日Aさんがある番組で違うと言っていました。きちんと調べて記事を書いてください。」のようなコメントが多く寄せられており、びっくりするのだ。記事だけ読んでいたら私はこの話を信じてしまっていたと思う。なので、最近はひどい記事にひっかからないようコメントが助けてくれるという事態もあるのだ。

 

そうなってくると、今度はコメントのないニュース記事の信憑性が不安になってくる。なので気になる記事を読んでも、これは本当なの?嘘なの?何も分からない!と混乱し、結局Yahooニュースに戻ってしまう。

ひどいと言えば、もう名指しで書くけれどもライブドアニュースの、幸せそうな芸能人夫婦の10年も前の恋愛の破局を掘り返して今記事にしているのがたまにあるけれどあれは一体何なんだ。需要あるのか?そんなに人の幸せが憎いのか?と思うし、あれこそ取り締まって欲しいなあ・・・などと一人悶々と考えていた。

少し前に戸田恵梨香さんと水川あさみさんがネットニュースに対しての抗議文的なものを出していたことについても、まさに、私自身お二人の不仲記事を読んで「本当だったら悲しい・・・」と思っていたところだったのだ。

 

こうなってくると、全てのニュースはフェイクである。みたいな話になってくる。

だからと言って、昔のニュースだって色々あったのだろうけれども、最近はちょっとひどすぎるよな・・・と考えていたら、先週のマヂカルラブリーのANNで、野田クリスタルさんがこじるりさんと付き合っている的なネットニュースが書かれていたと話されていた。放送ではそのフェイクニュースをいじり倒してめちゃくちゃ面白く仕上がっていたけれど、そういう、ラジオみたいな発言の場が無い人はろくに否定も出来ないんだから、ネットのひどい記事が1つでも多く無くなりますように。と祈っています。