ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

郵便局の駐車場 記憶を補填して暮らす

ATMに行くためにショッピングモールに行った。

それだけのためにという感じだけれどショッピングモールのATMの便利さは素晴らしい。

 

私は今地元の地方銀行とゆうちょ銀行を主に使っているのだが、ゆうちょ銀行のために郵便局に行こうと思っても、郵便局はだいたい少し辺鄙な場所にあり、大通りに面していないので郵便局のために横道に入るということをしなければいけない。そして、だいたい駐車場が狭いし車を停めにくい。それは大きい郵便局もそうで、最初から設計の時に駐車場のことを視野に入れておらず後から無理矢理付け足したみたいな駐車場になっている。

郵便局はだいたいどこもそうだし、銀行も郵便局ほどではないけれども似たような感じだ。そう考えるとショッピングモールは駐車場が無料だしATMはゆうちょ銀行も他の銀行も同じところにまとめて設置してくれているので、車も停め放題でお金も銀行から銀行に移し放題である。

 

せっかくショッピングモールに来たので、コーヒーショップでアイスティーを買った。最近無性にアイスティーが飲みたかった。暑さのせいかもしれない。プラスチックカップに入った、ごくふつうのアイスティー

アイスティーなんて、スーパーで買えば1L100円程度なんだけれども、やっぱりお店のMサイズ300円のものを買うだけで特別感が出る。本当にそれだけで、少し嬉しい気持ちになる。単純なのだ。けれどそこのアイスティーは何というかあんまりおいしくはなかった。それでも気持ちが元気になったので良いのだ。

 

最近はどこにも行けない毎日が続いているので、日々を記憶で補填しながら暮らしている。

カンカン照りの暑い日は夏フェスの暑さを思い、くもりの肌寒い日は小学校のプールのことを思い(プール開き直後は寒い日に無理矢理プールの授業があったりしたので。)、日が沈んでしまって空は暗いのに、西の空だけがぼんやり赤いのを見ては飛行機の中からの夕焼けの風景を思った。不思議と、何も出来ずどこにも行けない分記憶の中の風景が美しく鮮明になる。

 

ふとした時に思い出せる風景があって良かった。思い出すことで懐かしくなって逆にしんどくなることが今までは多かったのだけれども、コロナで身動きが取れなくなってからは些細な思い出が助けてくれているところがあるのでとても不思議な気持ちになっている。