ひみつノート

とりとめのないただの日記です。

漢方と映画

私は漢方内科に通っている。

通い始めたきっかけは、持病を少しでも良くしたかった時に友人に勧めてもらったからなのだけれども、もう通い始めて1年になるねと先生に言われた。時間の流れは本当にあっという間だ。ついていくのに精一杯、というか、もういつ頃からかついていけていないのかもしれない。いつ頃からついていけていないのかも分からない。世の中の人々はついていけているのだろうか。

漢方の先生に、1年飲んでみてどう?と聞かれたが、正直他の薬も大量に飲んでいるし、他の病院にも色々通っているので漢方だけでどうにかなったのかは分からなかった。けれど、総合的に去年の今頃よりは少し元気なような気もする。漢方はすぐ結果が出るものではなくて、1年くらい経って去年と比べてどうか、というのを見ていくといいよと言われる。色んな病院に行って、冷たい先生や、問診票やカルテをろくに見てくれていないような先生もたくさんいて、医者というものに対して警戒から入るようになってしまったけれど、ここの先生はちゃんと会話をしてくれる。おかげで、随分笑顔を見せることができるようになった1年だった。とてもありがたい。

 

夜、レイトショーで「街の上で」という映画を観た。

こんなご時世なので、できるだけ映画館で映画を観ることにお金を使いたいと思っていたのに捻挫したおかげでしばらく映画館に来れていなかったのだった。といっても、私を入れて2人だけしかいなかった。少ない人数で映画を観ることはよくあるけれど、意外と貸し切りにはならないものだ。

130分という長尺だったけれど観やすく、良い映画だった。私も古着屋でお客さんのいない間はずっと本読んでるみたいな働き方がしたい。